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2020/05/05 緊急事態宣言を受けた組討道連盟での対応について

組討道の定義

ここに書かれている内容は「組討」が様々な捉え方をされている現代において、総ての人が正確に知る事が大切と考え、数多くの歴史書や一次資料から、近藤修匡が、ここにまとめました。

「組討道」とは
「組討道」とは、近藤修匡を開祖とする護身術です。
相手と戦う為の実技指導を護身術とされているところがありますが、「組討道」では、危機から安全に離脱する為の時間を作る事を目的とする、現在までに例の無い護身術です。
実技は、逃げる事ができない場合に使用するもので、常に「先の先」を取り、突きと蹴りを基本とし、携帯できる得物(武器)も使用しながら相手を投げ、「制圧」又は「確保」するという、当事者同士が終息を受け入れられる「武道」です。
「組討道」という自分の身を守るという護身術と、「組討」という相手を討ち取る(殺す)事を目的とした闘法は、そもそも求める結果に違いがあり、「組討道」は、古流武術ではなく、近代武道に属します。
また、受身技法という相手からの攻撃を待ってから対応するという技法では、死んでしまうかもしれません。また、膨大な量の「形」を習得する稽古では、それら総てを習得する前に命が尽きてしまうかもしれません。これらの技法は相手に必ず勝てる装備や立場を必要とします。

■組討
「組討」とは、甲冑という身を護る武具を着用した時代に必要とされ、得物(武器)の所持に関係なく相手を「討ち取る」(殺す)闘法を言います。
現代のスポーツにおけるトーナメントで「組み合わせ」と表現するように、「組討道」では、戦いが始まることを「組む」と表現し、討ち取るまでの過程を「組討」と定義します。 単に相手と組み合う術ではありません。
現在は「組討」を専門に指導する道場はなく、古流武術というジャンルの中の一種目として受け継がれており、相手を討ち取る手段として「腰の廻り」などの得物を使い、色々な種目を複合的に使用する「形」という伝承方法をとっております。
「組討」は、江戸時代の初頭まで行われていましたが、戦の無くなった時代に相手を捕える「捕手」から派生した「柔術」へと置き換わり、時代と共に「武術」も変化して行きました。

◆古代中国大陸の北方の騎馬民族としてよく知られており、中国中原の国家に大変恐れられた「匈奴」が行っていた闘法が「組討」と酷似しています。時代に関係なく武器の種類や状況、それに目的が加わる事による、より良い最終戦闘法は同じであると判断できます。その「組討」に、「人間形成」を取り入れ、安全に逃げる時間を作る事を目的とした学びを「組討道」といいます。

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組討道連盟事務局 電話番号 052-883-0333
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